最近複数の株友さんから「取得単価が上がるのがいやで値上がりした株を買い増しできない」という話を聞きました。
たしかに買い増しした直後にその株が値下がりして含み損になってしまったらとても悲しいですよね。
バイアンドホールドで買った株をずっと売らないかたなら、初めに買った株数だけを握りしめる方式でいいとは思います。
しかし売買をして儲けたいという考えが少しでもあるのなら、やはり勇気を出して買い増しして欲しいと思います。
株価は動いていく
私は買い増しで取得単価が上がってもあまり気にしません。
なぜなら買った当時と現在とでは業績や配当金や期待値が変わっているからです。
変わっているから株価も動いているんです。
良くなった業績・増えた配当金・将来性への期待に比して株価が上がっているなら真っ当なものですので、いずれ含み益も相当に増えてキャピタルゲインも得られると考えます。
値上がりしても買っている株
例えばINPEX(1605)。
株価が2020年の700円程度をおぼえているかたは今の2,200円はとても買えないと感じますよね。
でも配当金も24円から76円へと約3倍に増えているんです。
そんな株に株価700円の再来を予想しますか?絶対しませんよね。
多少の下落もあるでしょうし、将来的に大幅な株価上昇は見込めないかもしれませんが。
ですので私のINPEXの取得単価は昔の800円台から今は2,000円前後になっていますが、あまり気にしていないですね。
逆に取得単価が2,000円前後になったことで「取得単価が上がってしまう💦」という思いに捉われずにちょこちょこ売買できていいです。
「取得単価で言うと〇%の利回り」ということも私は考えないです。
めんどくさいのでいつも現在の株価での配当利回りしか考えず、高配当目当てで購入した株の配当利回りが低下したら乗り換えです。
(ただし現在は低PBR株は政策により値上がりすることがあるので配当利回りが低下したからといってすぐに売ることはないです。)
最近の半導体株のように異様に上がっている株はギャンブルとしてちょこっと参戦するのは面白いと思いますが私は判断能力が無いので多額の資金は突っ込めないですね。
やはりジワジワと値上がりしている割安株がいいです。
株主優待のある株
株主優待のある株で、優待を多くもらいたいので買い増しする場合は上記の限りではないです。
業績がそれほど良くなくても「これはみんなが買いそう(値上がりしそう)だから少し多めに買っても大丈夫じゃないか」と考えて買っています。
また、含み益が増えて売りたいときも複数単元持っていれば「優待があるから売れない💦」とならなくていいですね。
でもこれは余剰資金があるかたに限る投資法で、まだ資金が少ないかたは最低単元を買って楽しく保有するのが一番じゃないかと思っています。
優待株の含み損が増えた場合についてはまたいつか書きますね。
こちらのアメブロで沢山優待記事を書いています↓
きなこの投資と甘いものを楽しむ日記https://ameblo.jp/mamekan1